Erdoedy Quartet

エルデーディ弦楽四重奏団

 1989年秋、東京藝術大学の出身者によって結成。「エルデーディ」という名前は、ハイドンの弦楽四重奏曲作品76の献呈者、エルデーディ伯爵の名前に由来している。
 1989年12月、第1回演奏会。翌年3月、松尾学術振興財団より助成を受ける。1990〜1992年、ロンドンにおいて、アマデウス弦楽四重奏団のメンバーによるサマーコースに参加し、研鑽を積む。1990年7月、ロンドン日本大使館主催のコンサートにおいて、高い評価を得る。同年10月、東京都主催の「英国フェスティバル」に出演。1991年及び1992年、松尾学術振興財団より特別奨励賞を受ける。1992年11月より翌年1月にかけて、日本室内楽振興財団の助成を受け、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン連続演奏会を開く。
 その後、1995年より開始した「ベートーヴェン後期とバルトーク」を完結し、「クヮルテット紀行」シリーズではイタリア、北欧、チェコ、パリ、ロシア、イギリス、ウィーン、ハンガリーを取り上げた。1995年及び1997年春、秩父における、アマデウス四重奏団のメンバーによるコースに参加。
1999年、結成10周年にあたり、ハイドンのエルデーディ弦楽四重奏曲(作品76)全6曲演奏会を開催。2000年夏、芦ノ湖音楽祭、清里音楽祭に出演。2001年3月には、初の海外公演(ドイツ、フランス)を行い、フランクフルト現地新聞紙評にて高い評価を得る。2002年、初のCD録音を行い、2003年3月には、2度目のドイツ公演を行う。2005年以降、第一生命ホールとの共催で多数の公演に出演。


Katsusato GAMO

蒲生克郷(ヴァイオリン)

 東京藝術大学卒業。NHK−FM「夕べのリサイタル・新人演奏会」に出演。
 1976〜78年渡独。ヒルデスハイム市立歌劇場管弦楽団奏者、ヒルデスハイム室内管弦楽団コンサートマスターを務める傍ら、ヴュルツブルク音楽大学にて研鑽を積む。帰国後は室内楽を活動の中心とし、憩弦楽四重奏団、東京バロックアンサンブル、東京バッハアカデミー、久合田緑弦楽四重奏団などで活躍する。1987〜88年神戸女学院大学講師。
 1980年より2014年3月まで東京藝術大学音楽学部管弦楽研究部非常勤講師、その間長年にわたり同部(藝大フィルハーモニア)コンサートマスターを務めた。また同大学器楽科非常勤講師として後進の指導にも当たった。故多久興、海野義雄、故ボリス・ゴールドシュタインの各氏に師事。

Atsumi HANAZAKI

花崎淳生(ヴァイオリン)

 東京藝術大学を経て同大学院を修了。1984年、中国政府の招待により訪中、北京、西安、上海の各地で演奏。1985年、東京都、ニューヨーク市姉妹都市提携25周年記念カーネギーホール公演に出演。
 1986年〜1987年、ドイツ、カールスルーエに留学。古典四重奏団として1997年度「村松賞」、平成16年度文化庁芸術祭大賞、平成19年度文化庁芸術祭優秀賞受賞、また多数のCDをリリース。現在、「古典四重奏団」メンバー。
 井上武雄、日高毅、J.W.ヤーンの各氏に師事。

Takeshi KIRIYAMA

桐山建志(ヴィオラ)

 東京藝術大学を経て同大学院修了。フランクフルト音楽大学卒業。1990年、NHK洋楽オーディション合格、FM新人デビューリサイタル出演。1998年第12回古楽コンクール第1位。第10回栃木「蔵の街」音楽祭賞受賞。1999年ブルージュ国際古楽コンクール第1位。
 現在、愛知県立芸術大学准教授、フェリス女学院大学講師。松本バッハ祝祭アンサンブルコンサートマスター。鳥羽尋子、天満敦子、岡山潔、W.フォルヒェルト、A.レーリヒ、M.ウティガーの各氏に師事。
 「シャコンヌ」(レコード芸術特選)他多数のCDをリリース。シリーズCD「ヴァイオリン音楽の領域」などでも高い評価を得る。

Kaoru HANAZAKI

花崎薫(チェロ)

 東京藝術大学、ベルリン芸術大学卒業。第50回目本音楽コンクールチェロ部門3位入賞。東京藝術大学在学中安宅賞受賞。長年にわたり、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者として歴代の指揮者(井上道義、S.ゴールドベルク、小澤征爾、G.ボッセ、K.アルミンク)のもと、オーケストラを支える。ソリストとしても、2006年R.シュトラウス作曲「ドン・キホーテ」などで同交響楽団と度々共演。現代音楽アンサンブル、東京シンフォニエッタのメンバーとしても活躍し、2007年同アンサンブルの定期公演でリゲティのチェロ協奏曲を演奏し高い評価を得た。また、日本音楽コンクールをはじめ主要なコンクールの審査員もつとめる。現在、愛知県立芸術大学教授、武蔵野音楽大学講師。
 堀江泰氏、エバーハルト・フィンケ、マーティン・オースタータークの各氏に師事。